自律神経は、
私たちの体が自然に働くための「司令塔」のような役割を持っています。
「司令塔」ですよ。とても重要な役割だということがわかりますね。
たとえば、心臓を動かしたり、呼吸を整えたり、体温を調整したり…
これらを意識しなくても自律的に管理してくれるのが…、そう『自律神経』です。
皆さんももうご存知かと思いますが、自律神経には大きく分けて『交感神経』と『副交感神経』の2つがあります。
交感神経は「活動モード」を担当。
➡️仕事や運動、ストレスを感じるときに活発になって、心拍数や血圧を上げて体を「戦闘モード」にします。
大事な役割ですね。
一方、副交感神経は「休息モード」を担当。
➡️リラックスしているとき、食事後や寝る前に働いて、心拍数や血圧を下げて体を休めてくれます。
これも大事ですね。
いうまでもありませんが、このバランスがうまく取れているときは、体調も心も快調です。
しかし、現代社会ではこのバランスが乱れることが多いですよね。
それでさまざまな不調が現れてしまっているんです。
現代人の多くが悩む「自律神経の乱れ」。
その原因はいくつかありますが、特に注目されるのは次の3つです。
・ストレス
・不規則な生活
・スマホやパソコンの使用
一つ一つみていきましょう。
仕事や人間関係のストレスが大きくなると、交感神経が過剰に働き続けます。
皆さんも心当たりがありませんか?
これが長期間続くと、体が「ずっと緊張状態」に陥り、リラックスするための副交感神経はうまく機能できなくなります。
結果、自律神経のバランスは崩れてしまいます。
夜更かしや不規則な食事、運動不足など、生活習慣の乱れも大きな原因です。
なんだか耳が痛いですね(>_<)
特に夜更かしは問題です。
夜更かしは夜間に副交感神経が十分に働かず、翌朝も交感神経がうまく〈スイッチオン〉しないことから、だるさや疲労感が残ってしまうんです。
寝る前のスマホやパソコンの画面から発せられるブルーライト。
最近ではよく聞くようになりましたね。
こなブルーライトは脳を刺激して交感神経を活発にしてしまいます。
そのため、寝つきが悪くなったり、質の良い睡眠が取れなくなります。
では自律神経が乱れるとどうなってしまうのでしょうか。
自律神経が乱れると、さまざまな不調が体に現れます。
これらの症状は一見、別々の問題に見えるかもしれませんが、実は自律神経が関係していることが多いんです。
例えば
交感神経が過剰に働いていると、体がリラックスできず、寝つきが悪くなったり、夜中に目が覚めやすくなります。
また、副交感神経がうまく働かないと、寝ても疲れが取れない「質の悪い睡眠」になります。
交感神経が優位な状態が続くと、血管が収縮しやすくなります。
その結果、頭痛や肩こりといった症状が現れやすくなります。
副交感神経が十分に働かないと、消化機能が低下します。
これが原因で、胃もたれや便秘、下痢といった消化器系の不調が起こることがあります。
交感神経が過剰に働き続けると、体は常に「緊張状態」にあるため、しっかりと休むことができません。
その結果、何をしても疲れが取れないと感じるようになります。
🧐「じゃあ、どうすれば自律神経のバランスを整えられるの?」
と感じた方、安心してください。
次回のブログでは、自宅で簡単にできる方法から、プロのセラピーによるアプローチまで、具体的な解決策をたっぷりご紹介します。
「疲れが取れない」「夜、ぐっすり眠れない…」そんな悩みを解決するためのヒントがきっと見つかるはずです!
お楽しみに🍀