眼精疲労と自律神経

2023年08月01日 20:20
カテゴリ: 自律神経眼精疲労

眼精疲労と自律神経

こんにちは♪

今回は、眼精疲労と自律神経についてお話しします^_^

まず、眼精疲労と疲れ目は同じだと思っている方も多いかもしれませんが、実は違うんです!

疲れ目は、主に目を使いすぎたことで、かすんだり、充血したり、痛みを感じる状態を指します。
一方で、眼精疲労は、目の疲れがなかなか取れないだけでなく、体全体に不調が現れることもあるんですね。

では、疲れ目と眼精疲労の大きな違いは何でしょうか?

疲れ目は休息や睡眠で回復しますが、眼精疲労は、ただ休んでも回復しづらいんです。
眼精疲労は短期間での改善が難しいと言われています。

今日は、その回復が難しい眼精疲労と自律神経の関係について詳しく見ていきますね。

私たちが何かを見るとき、常にピントを合わせていますよね。
特に、近くを見るときに働くのが毛様体筋という筋肉。この筋肉は、副交感神経という自律神経の一部に支配されています。

ちなみに、自律神経には交感神経と副交感神経があって、

(自律神経についてはまた別のブログで詳しくお話ししますね♪)

交感神経が優位なときは体や心が興奮状態に、副交感神経が優位なときはリラックス状態になります。

近くを見るとき、副交感神経が働いて毛様体筋がピントを合わせてくれているので、通常ならリラックス状態にあるはずです。

しかし、最近はパソコンや携帯など、近くの画面を見る機会が増えすぎていますよね。

この時、脳は交換神経有意の興奮状態にあるんです。

近くを見てる時は副交換神経が優位なはずなのに、
パソコンや携帯を見てる時の脳は交換神経が優位になっている。

このアンバランスな状態が長く続く事で自律神経神経が乱れいくのです。


全身に張り巡らされている自律神経が乱れるとどうなるか。

頭痛、肩凝り、不眠、倦怠感、動悸息切れ、食欲不振、腹痛、便秘、不安、イライラなどの症状がでてきてしまいます。

しかし、固まった毛様体筋を回復させたり、乱れた自律神経をすぐに整えるのは難しいと言われてます。

なので、まずは目の周りの筋肉の血流を良くして自然治癒力(人間が本来持っている怪我や病気を治す力)を高めていきましょう。

筋肉を温めると血管が拡張して血行はよくなります。すると血流の中の酸素や栄養素が増加し、多くの老廃物を運んでくれるので、新陳代謝が活発になるんです。その結果、細胞が活性化し自然治癒力がは高ります。

※傷や炎症がある方は温めないでください。

ホットタオルを目の上に乗せて10分ほどリラックス♪

🍀ホットタオルは濡らして絞ったタオルを電子レンジで1分ほど温めてください。濡れているのでビニールに入れます。火傷に注意ですが、温度は熱くても大丈夫。

🍀乾いたタオルでくるむので熱は軽減され、程よい温かさで目元をじんわりと温めてくれますよ。10分〜15分ぐらいずっと温かいですよ。

🍀副交感神経が優位になる時間帯の夜がおすすめです。

眼の周りには自律神経が切り替わるスイッチがあるので、温めることで副交感神経が優位になりリラックスした状態になれます(*´꒳`*)


また、目の周りには眼精疲労に効果的なツボが広がってます。
晴明(せいめい)、攅竹(さんちく)、承泣(しょうきゅう)、太陽(たいよう)などのツボです。

※眼球を押さないように注意しましょう。

目の周りには他にもいくつかツボはありますが、
ツボや反射区についてはまた別にお話ししますね〜
今回はこの4箇所だけでも刺激してみてくださいヽ(^o^)

他にも色々と有りますが、簡単にできる方法をお伝えしましたので、ぜひお試しください(^^)

こちらの記事を読んでくださった皆様、誠にありがとうございました。
ただ、スマホの見過ぎにはくれぐれもご注意ください。

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