疲労とストレス〜それは脳疲労と自律神経の乱れ

2023年10月06日 21:13

こんにちは♪

今回は疲れが取れない方にぜひ読んでもらいたい、疲労とストレスについてお話ししたいと思います。

疲れが取れない方!

ズバリ!疲労の原因はストレスです!

なんとなく知ってるよって方もいると思いますので、
詳しく説明していきますね。



からだ全体にだるさを感じる疲れもあれば、目・肩・腰・ひざなどの局所的な疲れや、さらには人間関係や年齢、環境による疲れなど、疲れにも色々あります。

しかし体の身体的疲労も、不安やイライラなどの心的疲労も、

このどれもストレスが起因とされています。

ストレスを感じるとなぜ疲れるんでしょう?



🧠それは脳にある『自律神経』が乱れるからです。


自律神経とは、全身の器官をコントロールする神経系で、

内臓の機能や代謝、体温などを調節してくれています。

自律神経は互いに相反するはたらきをする「交感神経」と「副交感神経」に分けられ、

交感神経は
活動する時間帯に優位になり


副交感神経は
夜間やリラックス中に優位になります。



この自律神経をコントロールしているのは間脳の視床下部と呼ばれている所です。

交感神経と副交感神経のどちらかが優位になりすぎないように、脳が常にバランス⚖️をとってくれているんですね。


このような生体機能のコントロールを行う自律神経がダメージを受け、交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうとどうなか。


これらをコントロールしている脳に過度な負荷がかかり、

脳は大量の血液と酸素を欲し、酸素消費量が増加してしまいます。


この時、

酸素が燃えて生じるのが活性酸素で、
脳でこの活性酸素が過剰に作られることになります。


あふれ出した活性酸素は細胞をさびつかせて老化を進めますが、

通常は体に備わっている抗酸化力が働いて、過剰な活性酸素を除去してくれてます。



 しかし大量の活性酸素により体内の抗酸化力が追いつかず、細胞自体がさびついてしまう。

自律神経などの細胞が酸化しダメージを受けて、老廃物が増加すると疲労因子と呼ばれるタンパク質が発生。



近年、疲れると全身の組織や血液中に疲労因子(ファティーグ・ファクター)というたんぱく質が増えることが発見され、これが疲労の原因物質であることがわかってきました。



その情報が大脳に伝わり、



疲労を感じたり全身のだるさや食欲不振など、様々な不調が表れるって訳なんですね〜。


ただし、実際の疲労の度合いと、自分で感じる疲労感の間にはズレがあり、
それが疲れを感じにくくしてる場合もあります。

疲れを感じないならいいじゃん♪╰(*´︶`*)╯♡
と、思うかもしれませんが、


「疲れ」は、病気にならないように心身の消耗を防ぐための信号⚠️ですからね。


私のサロンでも施術していると肩に力が入りっぱなしで、本人もこの状態が普通になってしまい力を抜く事が出来ない方がたまにいます。

力が入ってる事を自覚出来ていないんですよね。

このような時は圧の入れ方、抜き方、独特のリズムに強弱の変化をつけていくと…

少しするとふっと力が抜けて…

脳がリラックスした事を認識する瞬間があります。

そして多くの方は緊張が緩んで寝てしまうんです💤


このように脳をリラックスモードへと切り替えるのに、「緊張」と「緩和」のメリハリはとても大切です。

私たちの脳は、常に『変化』による刺激を好む傾向があります。

だから意図的に日々の暮らしの中に「変化」とメリハリをつけていきましょう٩(^‿^)۶


忙しく緊張状態にある方は、緊張から解放されてリラックスする事がとても大切なんですね。

それは脳がリラックスしている状態で、副交感神経が優位な状態です。



疲れている、ストレスを感じているという方は、副交感神経が優位になる状態を意図的に作ってください。


簡単にできる事を2つ紹介しておきますので、意識して試してみてくださいね。


🍀1番簡単にできるのは呼吸です。

呼吸は、吸う時は交感神経、吐く時は副交感神経に支配されています。

一仕事終わるたびに大きく深呼吸しましょう。

この時、

吐く時間を意識して長めにしてみましょう。

現代人はとにかく呼吸が浅いんですよね。


🍀次に水分を取る事。

コップ一杯の水が副交感神経を優位にしてくれます。

腸は第二の脳といわれてますから、
自律神経とも関わりがあるんですね〜


腸と呼吸についてはまたの機会にしっかりお話しすることにして、
今回は本当に簡単にできる事をお伝えしました。

意識して毎日の生活に取り入れてみてください(*^^*)

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